こんにちは、お盆で食い過ぎクマ殿(@kuma_dono)です。
以前、【毒親ブロック】毒親と絶縁し人生が好転してきた話【現在進行形】という記事を書いたことがあります。
それからすでに8ヶ月が経過。
今の日本には毒親育ちで未来に希望が持てない方がたくさんいると思います。
自分が悪いわけでもないのに大変な迷惑を被ってしまいましたね。
毒親からの悪影響によって自分に自信が持てなかったり価値を感じないという方も多いのではないでしょうか?
私も毒親育ち。
去年までそのことに気づきませんでした。
だけど、それに気づいて行動を起こせばみるみる人生が良くなっていったのも事実。
もし毒親のもとに生まれてしまったとしても、皆さんの未来がダメなままとは限りません。
親の人生と子供の人生は全く別ですよね。
世の中には悪意を持った毒親もいれば、無意識のうちに毒親化している親もいます。
彼らを変えるのではなく自分の人生を歩みましょう。
去年の6月から毒親と距離を置き始め、カウンセリングを受け始めて約1年経ちました。
この記事では、2019年3月〜8月までのクマ殿の変化を紹介しています。
1年前の自分にこの記事を読んでもらったら、すごく元気づけられたはず。
毒親育ちのための毒親克服記録①

半年間どういうことをしてきたのか?
まず、相変わらずインサイト・カウンセリングでカウンセリングを受けています。
また、インサイト・カウンセリングの代表である大嶋信頼先生の著書も全てではないけど読みました。
「ひとりで頑張る自分」を休ませる本からは、自分の快・不快の感覚に従うことの大切さを知ることができます。
「本当の友達がいなくてさびしい」と思ったとき読む本では、人が友達を欲しいと思う理由、人間関係における嫉妬や共感などの関連性などを学べました。
人間関係が崩壊してしまった私にとって、人間関係がうまくいっていた時の感覚を思い出させてくれるような内容。
また、これらの本を読んで疑問に思ったことなどをカウンセリングで質問したりして、自分なりに噛み砕いて理解できるよう努力してきました。
カウンセリングでは、担当カウンセラーがより効果的な治療を行えるよう、治療にあまり関係ないと思えるような情報でも出来るだけ開示するようにしています。
私が抱えるトラウマにどこでどう関連しているからわからないから。
インサイト・カウンセリングで治療を受け、著書から吸収した知識を自分にフィードバック。
疑問は次回のカウンセリングで解消するっていうことを続けてきました。
こういうことはカウンセリングを受け始めた最初の数ヶ月間は行っていませんでした。
カウンセリングにおいて、どちらかと言えば受け身だった自分を脱却したイメージ。
精神的にどう変わったか
精神的な変化は毎月必ずあります。
ただやはり日々少しずつ変化していっていると思うので、自覚できるような変化は1ヶ月単位じゃないと気づかない。
「1ヶ月前はこんなだったな、やっぱ精神的な変化があるわ」みたいな。
もちろん良くなったり悪くなったりを繰り返しながら。
ただ、全体的には少しずつ良くなっている感じです。
- 人に対する不安感が減った(多少、相手の目を見て話せるようになった)
- 人とうまくやっていけるという自信が少し湧いてきて、人と交流を持ちたいという気持ちが増えてきた
- 過去の嫌な記憶のループがだいぶなくなった(半減ぐらい)
【口コミ】効果ある?インサイトカウンセリング体験談【評判】で2019年3月以前の変化について紹介しています、ぜひ読んでみてねん。
考え方の変化は?
もともと私は人の言葉を間に受けてしまうタイプ。
良く言えば純粋なのか?
人の言葉に影響を受けやすく、それが呪いの言葉になりやすい人間でした。
また周囲の人にすごく気を遣っていて、自分より他人を優先していました。
そのせいか「あいつには何をしてもいい」みたいに思われたりすることが頻発。
結局、他人のストレスまで抱え込むようになっていました。
他人から攻撃を受けても、争いごとをしたくないという気持ちの方が大きく、いつも反撃をしてきませんでした。
そもそも親がそういうタイプの人間、家庭環境とは恐ろしや。
結局、自分の考え方や他人からの言動に対する捉え方を変えないと同じことの繰り返し。
そう思うようになったのが去年だったのですが、やっと変化が現れてきました。
- 考えて発言してる人なんてほぼいない、適当なことしか言っていない人が大半
- 自分のことだけを考え、周囲の人の気持ちを推測しない(人の気持ちは分からないし、察したところで間違っていたらお互いの関係に悪影響を及ぼす可能性がある)
- 怒りは適切なタイミングで適切な相手に出す(怒りを溜め込まない)
こういう考え方の変化は、一見、攻撃的でわがままになったように思われるかもしれません。
また、そんなの当たり前だろって思う人もいると思うけど、それができない人もたくさんいるんですよね。
私としては過去の経験やカウンセリングによって、上で述べたような考え方が正解かなって思うようになりました。
正解っていうのは、自分のこれからの人生を生きやすくなるためにっていう意味で。
今までの自分は、あまりにもお人好し過ぎたと思います。
だから、あいつにストレスを発散しろ〜って感じで、毒親からも他人からもサンドバッグ状態だったんだと気づきました。
毒親克服において忘れないで欲しいこと

誰のための人生か?
間違いなく自分のための人生なはず。
だけど、昔の私も含め、日本人は自分の人生より他者のための人生を生きている人が多いと思うんですよね。
例えば、親に育ててもらったから親孝行をしたり老後の面倒をみないといけないという考え方。
別に自分がやりたくて親孝行したりするのはいいと思うんですよ。
だけど、そういう親孝行や介護をすることが当たり前だと子供も親も思い込んでる。
これって親が子供を所有物だと思っている証拠、意識しているか否かに関わらずね。
同時に子供も親の人生を歩んでいることに気づいていないとも言える。
本来なら親は「親の面倒なんかみないで自分の人生を歩みなさい」と子供に言うべきだと思うんですよ。
親子とはいえ親と子は別人格で別の人生がある存在だしね。
他人ではないが他者ではある、そういう感じ。
結局のところ、自分でコントロールできるのは自分だけだから、自分のことだけ考えて生きていけばいいし、そういう意味では人って自分の人生しか歩むことはできないですよね。
自分の人生を歩むことは、身勝手でも薄情でもなく罪悪感なんて感じる必要もないこと。
毒親から解放されるというのは、毒親の人生を歩んでいた人が自分の人生を歩み始めるということ。
素晴らしいことじゃないか!
行動しないと人生は変わらない
先ほど、親子とはいえ別人格と述べました。
手足、脳みそ、全て親とは別に与えられているのがあなたという存在。
それをフルに使って行動しましょう。
自分の人生を歩むというのは、自分で考え行動すること。
あなたは決断さえすれば、言いたいことを言い、取りたい行動を取って周囲に影響を与えられる存在。
正しい行動をとれば、周囲へもたらす影響がいずれはあなたの人生に影響を与え、良い方向に変化をもたらすものとなるはず。
それは、どこかのお人好しがあなたの元へやって来て、勝手にあなたの人生を良い方向に導いてくれることなんてないってこと。
あなたの人生を変えられるのはあなただけ、あなたがどう選択しどう行動するか。
行動し続ければ必ず人生は変わります。
- 受け身にならず、自分が回復するためには常に思考し工夫する
- 自分のことだけを考えて生き、怒りを感じたら適切なタイミングで適切な相手にそれを向ける。決して怒りを溜めこまない
- 親と子供は別人格、毒親の人生ではなく自分の人生を生きる
- 行動し続ければ必ず人生は変わる
人には精神的なダメージを回復する力が備わっているけど、本来の自分を取り戻すには適切な治療とじゅうぶんな時間が必要。
短時間ですっかり回復しましたってこともなかなかないと思うし、やはり地道に一歩ずつ進むしかないのかもしれない。
AGA治療で効果が出るまでの数ヶ月間なんて短い方(笑)。
自分を実験台にして、これからも発信していきます・・・
そんな感じー、ばいちゃー。


