Avengerの使い方【Vengeance】

【Vengeance】Avengerの使い方②(オシレーター)

どんも、クマ殿(@kuma_dono)です。

前回に引き続きAvengerについての解説。

この記事では、Avengerのオシレーターを中心に解説しています。

Avengerの使い方②

オシレーターの基本設定


オシレーター(Osc)は最大で8つまで使用できます。

赤枠部分に現在使用されているOscが表示されています。

タブをダブルクリックして表示名の編集もできます。

緑枠をクリックすることでOscの追加が可能。

ちなみに水色枠で各Oscをミュート、ソロできます。

黄色枠には現在フォーカスされているOsc(この画像だとOsc3)で使用されている波形が表示されています。

波形の名前の隣にある三角マークで波形を連続して変えていくことができます。

黄色矢印の部分をクリックしてみます。

するとOscブラウザが開きます。

赤枠ではOscブラウザを閉じたり、プレビューの音量調整、プレビューのOn、Off設定ができます。

緑枠ではOscブラウザの表示方式とフォントサイズの変更が可能。

水色枠ではテキスト入力で検索できます。

黄色枠でOscタイプを選択。

ピンク枠でも同様にBankを選択。

そしてオレンジ枠に表示されるPreset一覧では、クリックでプレビュー再生、ダブルクリックで波形のロードが可能という感じ。

Bigroom & EDM Avenger Presets

Avenger Preset Pack: House & Techno

Avenger Preset Pack: Classic Drum & Bass

赤枠に波形やら、それに関連する事柄が表示されています。

緑枠のバーはFilterで、緑矢印のように両端にHPF、LPFのグリップがあり、これを移動して調整。

水色枠は波形開始のPhase(位相)調整。ここを上下にドラッグすると開始位置をランダムにしたり、ある位置に固定したりできます。

黄色枠はキートラックとGain。これらも上下ドラッグで調整可能。

キートラックは100%でフルスケール、Oscの周波数に応じてFilterのかかり方が変化。

通常は100%ですね。

また波形形状によってはGain調整も必要になることもあると思います。このGainはOscにのみ影響しノイズを増幅しない点が特徴。

ピンク枠はマイクロフェードイン。

これは波形開始時にクリック音が発生する場合に、それを解消するのに有効。

名前の通り、わずかにフェードインさせるものですね。

オレンジ枠はPhase Invert。Oscの位相を反転するためのもの。

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赤枠ではボリューム(Osc+Noise)の調整。

赤矢印部分の内側リングはPanの調整で、右クリック&ドラッグで変えられます。

緑枠ではピッチを半音単位で変更。

水色枠では半音以下の範囲でのピッチ微調整。

水色矢印のリングではランダムピッチの設定。

これはノートがリトリガーされる際のピッチの変化量を設定するというもので、左に回すほど効果が強くなります。

黄色枠はNoiseのボリュームを調整。

黄色矢印のリングでは、Noise Colorを設定します。ホワイトノイズ、ピンクノイズという風に。

ノブの下にある黄色いバーはRateを変更するためのもの。打楽器との相性を調整するために使っています(個人的には)。

ピンク枠をクリックするとステレオ幅をMono、50%、100%から設定可能。

オシレーターのFM・AM設定

赤枠をクリックすると、FM(周波数変調)のための波形を選択できます。

選択後、ノブを回して赤矢印部分を見ながら変調していきます。

ちなみにFMとは、あるOscでもう一つのOscの周波数に変化を加えること。

Oscを2つ以上使用している場合、緑枠を選択すると緑矢印部分のようにOsc1がミュートされ、Osc1とOsc2がリンクされましたマークが表示されます。

これはOsc1でOsc2をFMできる状態になりましたってこと。

選択した波形でOscを変調するのか、あるいはOsc全体で別のOscを変調するのかという違いがあります。

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赤枠をクリックすると、FMモードの選択が可能。

FM continous(alias) Modulation信号を連続的に発生するがエイリアス発生の可能性あり
FM table cut(alias-free) 不連続なブロックでModulation信号を発生、エイリアスの発生なし
FM table cut windowed 不連続なブロックでModulation信号を発生、クリック音を低減
FM Oversampled(high CPU) エイリアスを低減できるモード、CPUパワーをより消費します
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赤枠をクリックして、AM(振幅変調)のための波形を選択。

FMは周波数に変化を加えるのに対し、AMは振幅に変化を加えます。

似たようなもんですね。

緑枠をクリックすると、RATEノブのグリッドを変更できます。

このRATEノブは変調Oscの変調速度(周波数)を調整するもので、FM、AMで共有されます。

Free グリッドなし、変調Oscの周波数をスムーズに変更可能
Harmonic オクターブ、クインテットのみ(FMでおすすめ)
Semi 半音単位でグリッド固定
Octave オクターブ単位でグリッド固定(FMでおすすめ)
Oct-Minor 1オクターブ、3半音間隔のグリッドのみ
Oct-Major 1オクターブ、4半音間隔のグリッドのみ
Oct+5th 1オクターブ、5半音間隔のグリッドのみ
Oct+7ths 1オクターブ、7半音間隔のグリッドのみ
PhaseLock Onにすると変調Oscの開始位相を固定、Offだとランダム
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オシレーター波形のあれこれ設定

赤枠をクリックすると以下のような項目を選択できます。

XCITE SIDE ノブを中央位置からどちらに回すかによって波形の左側あるいは右側を潰す
XCITE MID ノブを中央位置からどちらに回すかによって波形の中央部分をズームイン・アウトする

選択したらノブで波形を調整。

緑枠からは、波形のパルス幅を変化させる際のFadeに関するモードを選択。

FORMANT-FADE 端でゼロクロッシングするまでFadeさせる
FORMANT-CUT 端でFadeさせずにCutするのみ(クリック音発生の可能性あり)
FORMANT-X FADE ノブを右に回すと両端をゼロクロッシング、左に回すと両端の振幅が共に変化
FORMANT-X FADE2 ノブを右に回すと両端をゼロクロッシング、左に回すと両端の振幅を維持したまま変化

水色枠ではOsc波形に対する以下のような効果を選択します。

BITS ビット深度を調整、RATEと同様に低くしていくとパルス波のようになっていく(垂直方向のステップ数が変化)
RATE 周波数を調整、BITSと同様に低くしていくとパルス波のようになっていく(水平方向のステップ数が変化)
BOTH BITS、RATE両方の調整をする

BITS、RATE共に、低い値にしていくと徐々に波形の滑らかさが損なわれていくようなイメージです。

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もともとのOscに対して、同じ波形のOsc(セカンドOsc)を設定し同期させることができます。

赤枠からは、その同期モードを選択。

WINDOWED SYNC PURE セカンドOscを追加せずに同期(クリック音回避のためにFade In・Outする)
WINDOWED SYNC ADD セカンドOscをもとのOscに追加する形で同期(クリック音回避のためにFade In・Outする)
SYNC PURE セカンドOscを追加せずに同期
SYNC ADD セカンドOscをもとのOscに追加する形で同期
MIX 100%・75%・50%・25% ADDモードの際にどれくらい追加するのか選択

ノブを回してセカンドOscの同期量を変更。

ノブの内側リングでは変調量を調整(右クリック&ホールドで)できます。

ここで設定した値は内部の変調エンベロープへ送られ、ノブを右に回すと正、左だと負に変調されます。

緑枠では変調の時間的長さをミリ秒(ms)単位で調整。

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赤矢印部分をクリックしたままにすると、変調のためのエンベロープ曲線が表示された小窓が現れます。

クリックしたままの状態でいじいじして、曲線の状態を変更できます。

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今回はこんな感じ。

次回以降、まだまだ続きます。

そんな感じー、ばいちゃー。

Avengerはこちら

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