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EchoBoyの使い方①【Soundtoys】

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SoundtoysからリリースされているEchoBoyは、様々なモード、パラメーターを設定し自分好みのEchoを実現できるプラグイン。

今回は、このEchoBoyの使い方を解説していきます。

EchoBoyの使い方①

赤枠からはPresetの選択、設定の保存などが可能。

緑枠では動作を1つ前に戻すことができます。

水色枠はSoundtoysからの情報やプラグインをバイパスするためのボタン。

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各モードについて

赤枠をクリックすると下に微調整のためのノブ類が表示されます。

緑枠のダイヤルからはモードを選択。

モードを変更すると、水色枠部分も同時に変わります。

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Single Echo Mode

赤枠ではEcho Timeを設定。

これにより原音とEcho出力との間隔、Echoの繰り返し時間を調整できます。

緑枠からはEcho Timeの設定単位を変更可能。

TIMEms(ミリセカンド)単位で設定
NOTE各音符単位で設定
DOT付点音符で設定
TRIP三連符で設定

水色枠をクリックすると、Echo Timeを最小単位で細かく調整できます。

黄色枠ではDry/Wet(原音とEchoの比)の調整。

センドエフェクトとして使用する場合は、Wet100%で使用します。

ピンク枠からはEcho出力の入力へのFeed Back量を設定。

これにより繰り返し回数が増加し、様々な効果を得ることができます。

赤枠ではEchoの周波数成分をフィルターで調整していきます。

緑枠のスイッチを上に切り替えると、共鳴を最小限に抑えることが可能。

水色枠ではEchoのステレオ幅を調整。

一番左に回した状態ではPanが中央に設定された状態。

そこから右に回していくほどステレオ幅が広がります。

黄色枠のノブはLとRとの間にわずかな時間的ずれを生じさせます。

WIDTHノブと組み合わせてステレオイメージングを調整。

ピンク枠のノブでは、Echoの音量を交互に大小させて、ダイナミックさを強調できます。

ある程度Feed Back量を大きくした方が効果的。

Dual Echo Mode

このモードは赤枠のようにEchoが2つついたモードで、基本的にはSingle Echo Modeと操作は同じ。

ただ、ECHO1がL、ECHO2がRのEchoをそれぞれ制御します。

緑枠ではL、Rの音量バランスを調整。

水色枠は、Single Echo Modeのものと同様で、ECHO1、ECHO2をそれぞれ制御。

黄色枠は、ECHO1をECHO2に、またその逆方向にもFeed Backさせます。

お互い相手にFeed Backシグナルを送り合う感じ。

ノブが中央の状態で、両方のFeed Back量が同じになり、左右に回すほど、それぞれのFeed Back量のバランスが変化していきます。

ピンク枠では、Feed Back量の左右バランスを調整。

ノブを回した側のFeed Back量が増加します。

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Ping-Pong Echo Mode


このモードは左右のチャンネルから交互にEchoが発生するもの。

まず最初に赤枠のPing側からEchoが発生し、次に緑枠のPong側。

その後は交互にEchoが発生していくというものです。(Ping側)

例えば、赤枠(Ping側)でEcho Timeを300ms、緑枠(Pong側)で150msに設定したとします。

まず原音が鳴ってから300ms後にPing側からEchoが発生。

次にPong側から450(300+150)ms後に発生。

さらにその次はPing側から750(450+300)ms後に発生という風に繰り返されます。

ノブ類の操作に関しては、他のモードで説明した通り。

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Rhythm Echo Mode

このモードでは最大16個のEchoを出力でき、リピート回数、音量、リズムなどを多様に設定できます。

赤枠からはリピートされるEchoの時間的間隔を設定。

緑枠ではEcho全体のEnvelopeを設定します。

そして水色枠からはリピート回数の設定をし、これらの設定状況が黄色枠にグラフィカルに表示されます。

赤矢印のようにリズムエディターは横軸が時間、縦軸が音量になっていて、左から右へEchoが再生されます。

また、緑色のバーは高さが音量、数がリピート回数、間隔がEchoのリピート間隔を表していて、あくまでもこのエディターに表示されているものしか再生されません。

例えば、仮にRepeatを16に設定していても、他のパラメーターの設定値によっては、エディター上に10個しかバーが表示されないということもあります。

そういう場合は、あくまでも表示されている10個分しか再生されないということ。

ちなみにこのリズムエディター上を直接クリックしたりドラッグしても、バーの編集が可能。

赤枠からはEnvelopeのプリセットを選択できます。

赤枠からは、時間経過と共にPanがどう変化するのかを設定。

プリセットから選択します。

緑枠のWARPでは、ノブを左に回せばパターンの前方に、右に回せば後方に、バーをシフトし密集化できます。

水色枠はリズムエディターのグリッドサイズを変更。

これを変更しても、エディター上の設定値に影響はありません。

黄色枠からはリズムパターン全体の長さを設定。

ここで設定した時間(ms)を1パターンとして、リズムパターンが繰り返されます。

2回目に続く。

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