マレーシア

マレーシア移住前に準備したこと、必需品【体験談】

マレーシアへ移住する際に準備することはたくさんありますが、中でもやはり最優先すべきは自分の身の安全や健康面だと思います。

健康あってのマレーシアライフですし。

実際、私がマレーシアに住んでいた時は日本にいる時より健康にすごく気をつかっていました。

それでもマレーシアにいる間は現地の人にいろいろ助けてもらったことがあったのも事実。

マレーシアの人って親日的だしタクシーに乗っても日本語で話しかけてくれることもあります。日本製品や日本文化の話題になったりすることもしばしば。

異国の地でポケモンのぬいぐるみがタクシーの車内に飾ってあるのを見かけたり、日本語の勉強をしている人に出会ったりすることは日本人としても嬉しいことですよね。

この記事では健康面や身の安全における事前準備について書いています。

備えがあれば余計な出費や労力をかけずに済むので、万全の準備でマレーシアへ向かいましょう。

マレーシア移住前に準備したこと、必需品

健康面について

健康面で気をつけることとしては、まずデング熱。

厚生労働省(デング熱に関するQ&A)にも書かれていますが、日本では予防接種は受けられません。

デング熱は蚊によって感染するので、予防措置として蚊に刺されないような対策をとる必要があります。

なので日本からは虫除けグッズを持っていきましょう。

その場合、液体スプレー、スプレー缶だと航空機内持ち込みの制限に引っかかってくる可能性があるので、そこのところは航空会社にチェックですね。

そしてA型肝炎。

これに関しては日本で予防接種を受けて渡航しましたマレーシアは日本ほど衛生環境が良くないので食べ物などから感染する可能性があるんですよ。

近所の病院に電話して事情を説明した上で、問題なく接種できました。もちろん自費となりますが、私の場合は3000円程度でしたよ。

また歯の治療などお口のケアはきちんと済ませておいた方がいいですよね。

虫歯治療はもちろん、歯石除去も。歯ぎしりをする人はマウスピースの準備なんかもね。

マルチシャンシャン
マルチシャンシャン
むしゃむしゃ、むしゃむしゃ。シャーンシャン
クマ殿
クマ殿
虫歯なるで
マルチシャンシャン
マルチシャンシャン
Oh sorry.

当然、持病がある人はそれに関するケアも必要。場合によってはマレーシアで継続治療をすることになるかもしれませんよね。

そういう場合は、かかりつけ医と治療方針について相談するといいと思います。

私は痛風発作が出ることがあるので、英語の紹介状をマレーシアに持っていきました(症状が悪化した時のために)。

マレーシアだと医療費は高くなってしまうので、できるだけのことは日本で済ませておいた方がいいはず。

  • 虫除けグッズを日本から持参する
  • A型肝炎の予防接種をうける
  • 歯科治療をきちんとうけておく
  • 持病があれば、かかりつけ医に治療方針を相談

スマホについて

スマホ端末はOPPOやHUAWEIなど安いものを現地で入手することもできますが、日本からSIMフリー端末を準備していくのが確実。

私は当時、日本で使っていた端末がSIMフリーのiPhone 6Sだったので、それをそのままマレーシアへ。

ちなみにマレーシアでiPhoneは高級品。一度、壊れかけたことがあったので店頭にiPhoneを見に行ったことがありました。

1RM=28円で換算しても価格はほぼ日本と変わらず(たしか少しだけマレーシアの方が安かった)。

欲を言えばデュアルSIM端末だと面倒なSIMの入れ替えをせずに済むので、さらに便利かなって思います(無理に買い換える必要もないですよ)。

ちなみに私は海外に行くことが増える予定なので、現在はデュアルSIM端末を使用しています。

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銀行・カード会社への連絡、確認

マレーシア移住後、現地で銀行口座を開設したり、クレジットカードを作ることになると思います。

ただ、それまでの間はどうしても日本の口座から現金を引き出したり、日本のクレジットカードを使用するはず。

その場合、日本のクレジットカードが海外で使用されたら不正利用と認識され決済ができないことがあります。

さらに、私がマレーシアで使用していたキャッシュカードは楽天銀行、新生銀行、ジャパンネット銀行のものだったのですが、新生銀行は現在(2019年3月時点)では海外ATMで引き出せなくなっています。

こういうことがあるのでマレーシアのATMで現金を引き出せるのか、クレジットカードを利用できるのかは各銀行・カード会社にあらかじめ確認しておいた方が無難

さらに1日の引き出し限度額もついでにチェックしておきましょう。急に多額の現金が必要になることもあるからです。

楽天銀行
  • カード会社にマレーシアでの使用について問い合わせる
  • 銀行に海外での現金引き落としの可否、1日あたりの引き出し限度額を確認

マレーシア移住前のもしも対策

連絡先などの登録、周知

海外では突発的な事件・事故、病気などに遭遇しても日本にいる時とは異なり、対応の仕方が分からなかったりするもの。

私は在マレーシア日本国大使館や日本国外務省、マレーシア警察などの電話番号、メールアドレスはあらかじめスマホに登録しておき、それらの連絡先などは日本にいる親族と共有していました。

こちらにきれいにまとまっています↓

在マレーシア日本国大使館 マレーシア生活安全情報
在マレーシア日本国大使館 大使館案内
在マレーシア日本国大使館 緊急時連絡先
在マレーシア日本国大使館 リンク集
外務省 海外渡航・滞在情報

ちなみに国際電話のかけ方は以下の通り。マレーシアの国番号は60、日本は81です。

相手国の国番号を先頭につけ、その後に相手の電話番号(頭の0を除く)。

海外から日本国外務省(0335803311)へかける場合
+81335803311

日本から在マレーシア日本国大使館(0321772600)へかける場合
+60321772600

また銀行やカード会社などの緊急連絡先の登録もしておいた方がいざという時にスムーズな対応をしやすくなりますよ。

マレーシアで現金が引き出せない、カードが使えないとなった場合、日本のカード会社に電話して問い合わせることになると思います。

もちろん急ぎでない場合はメールでの問い合わせでもいいとは思いますが、メールの返信はだいたい数日後になりますよね。

重要データのバックアップ

私はもともとクラウドサービスを利用していたこともあり、スマホ内の大切なデータはクラウドにバックアップしていました。

有名どころで言えばDropboxなんかがありますよね。iPhoneの人はiCloudに丸ごとバックアップもありじゃないかと。

クラウドにバックアップしておけば、スマホが壊れたりした場合に大切なデータも安心して復元できますね。

私はDropboxに大切なデータはバックアップ、さらに共有フォルダを作って日本の友人・知人とファイル共有もしていました。

ちなみにスマホ内のデータの他にも以下のようなものをバックアップしていましたよ。

  • パスポートの写し
  • クレジットカード・キャッシュカードの写真
  • 英文のメディカルデータ(血液型、病歴、アレルギーなど)

別にバックアップ先はUSBメモリ(パスワードロック必須)なんかでも問題ないとは思います。

ただクラウドだとパソコンがなくてもスマホやタブレットからすぐにアクセスできますし、突発的な時には対応しやすかったです。

Dropboxは無料で容量を増やすテクニックなどもあるので、興味のある人はググってみてください。

マルチシャンシャン
マルチシャンシャン
マレーシアって笹はたくさんあるのかな?
クマ殿
クマ殿
笹だんごウマし、むしゃむしゃ
まとめ
  • 医療的なケアは日本でできるだけのことをしておく(歯科治療、予防接種など)
  • スマホはSIMフリー端末一択(デュアルSIM対応端末だと便利)
  • 日本の銀行・カード会社へ念のため確認(引き出しの可否、1日の引き出し限度額など)
  • 緊急時の連絡先や対応方法の確認、スマホへの登録
  • 大切なデータのバックアップ(クラウド、外付けデバイスなどへ)

海外の生活では日本だと予想できないようなことも起こるので、できるだけの備えはしておいた方がいいですよね。

備えていてもトラブルはほぼ確実に発生してしまうけど、備えている方が心に余裕を持てるはず。

ここで紹介したもの以外にも、もっとたくさん準備することはあると思います。

だけど現地に行って困るより、面倒でも日本できちんと備えておけば、スムーズにマレーシアでの生活も始められるんじゃないかな。

そんな感じー、ばいちゃー。