マレーシアで携帯を使うにはどうしたらいいのかっていう疑問は当然で、私も最初はよくわかりませんでした。
SIMフリー端末に現地のSIMカードを入れたらいいのは分かっていたけど、料金システムなんか全く分からないですよね。
結論としては通信事業者の店頭でSIMカードを買えば、SIMカードの差し替えから設定まで店員さんがやってくれます。基本的には日本でキャリアを乗り換える時と同じですね。
ということで、この記事では実際にマレーシアでスマホを利用していた時の経験も含め、マレーシアで携帯電話を使用する方法を紹介しています。
マレーシアで携帯を使うには
端末について
まずスマホ端末は必ずSIMフリーのものにしましょう。そうじゃないと使用できないので。
Docomoなどのキャリアで端末を購入した人はSIMロックがかかっているため、それを解除しておく必要があります。
ちなみにマレーシアの携帯電話会社の店頭でもSIMフリー端末は販売されていますよ。
そしてSIMカードのサイズはnanoSIMであることを確認しておきましょう。
現在(2019年3月時点)、主流のサイズはnanoSIMです。古い端末でなければ気にする必要もないと思いますが、古い端末だとnanoSIMではない場合があるので注意。
- スマホはSIMフリー端末 or SIMロック解除済端末。
- 端末で使用するSIMカードのサイズはnanoSIM。
SIMカードを購入
購入できる場所は空港や市内にある通信事業者の店頭など。おそらく特別な事情がない限りはKLIAで購入することが多いのではないでしょうか。
ちなみに私もKLIAでプリペイド式SIM(Maxisのもの)を購入しました。
購入方法は簡単で、空港内にある通信事業者のお店へ行き、欲しいタイプを伝えるだけ。
店員さんがSIMの入れ替えから設定までやってくれます。購入時にはパスポートを見せる必要があるのであらかじめ準備しておきましょう。
こんな感じで電話番号などが記載されています↓
料金・プランについて
マレーシアにもいくつかの通信事業者がありますが、どこもサービスや金額に大差はありません。そして日本と比べるとどの事業者もサービスのわりに格安です。
通信速度はクアラルンプール近郊で、下り20Mbpsぐらいは出ていました(クマ殿調べ)。
ちなみにマレーシアには以下のような通信事業者があります。
現在(2019年3月時点)、日本ではeSIMのサービスを提供している通信事業者はありませんが、マレーシアではすでにMaxisが月額プランでeSIMのサービスを提供していますね。
不安な方は
現地でいきなりSIMカードを購入できるか不安なら、とりあえず日本でSIMカードを購入していくという方法もあります。現地について生活が落ち着いてから再度、SIMカードを買い換えるのもありではないでしょうか。
私がマレーシアに住んでいる時に利用していたMaxisのプリペイドSIM(hotlink)。
マレーシアで携帯を使う際に注意すること
Top up(チャージ)について
プリペイド式SIMを購入した場合、通信量の残りがなくなる前にTop up(チャージ)をする必要があります。
各通信事業者のアプリから直接行ったりプリペイドチケット、通信事業者の店頭で直接行うことも可能です。
一番手取り早いのはやはりアプリからのTop upですね。
ちなみにプリペイド式SIMを利用する場合、定期的にTop upを行っておかないと電話番号が使用できなくなります。
そのようなことが心配な場合は月額制でもいいとは思いますが、以下の理由から個人的にはプリペイドの方がオススメ。
- 月額制よりプリペイドの方が料金が安い
- 日本にいる時より電話をかける頻度が少ない(WhatsAppやWeChatなどの利用率が高い)
バッテリー残量について
理由は不明ですが、マレーシアにいると日本よりスマホのバッテリーの減りが早かったです。
私の友人も同じことを言っていたので、間違いはないはず。
しかも日本みたいに気軽にどこでも充電ができるというわけでもないので、モバイルバッテリーを持っていくことをオススメします。
私はこれを持たずにマレーシアへ渡ったのですが、会社の行き帰りの間だけでもけっこうバッテリーを消耗していたことを覚えていますよ。
ちなみにモバイルバッテリーを航空機に持ち込む際には注意が必要で、航空会社によって持ち込めるバッテリーの容量、個数などが決められています。
よって航空会社に確認をとっておいた方がいいですね。世界中を飛び回るのでなければ、そんなに大容量のものは必要ないと思います。
私は6000mAh程度のものを使用していて、別に機内持ち込みなんかでトラブルになったことはないです。
空港で没収されないために、あまり大容量のものは持ち込まないようにしています。その方が変に気を使わなくていいので。
- 必ず機内に持ち込む(スーツケースに入れたままだと没収の可能性あり)
- 容量や個数によって持ち込み不可の場合がある(航空会社に要確認)
その他、機内に持ち込めないもの、マレーシアに持ち込むと違法になるものなどはきちんとチェックしておきましょう。
マレーシアは違法薬物に厳しいので絶対にそういうものは持ち込まないでね、死刑になった日本人が過去にいます。ダメ、絶対!!。
- スマホ端末はSIMフリー端末 or SIMロック解除済端末
- SIMカードのサイズはnanoSIM
- SIMカードは空港内や通信事業者の店頭などで購入できる(パスポートが必要)
- プリペイドSIMでは定期的にTop upをしておかないと電話番号が使用できなくなる
- モバイルバッテリーを持っていく
マレーシアは日本に比べ、携帯通信費が格安。だからと言ってサービス品質が低いわけでもない。
分からないことがあれば、各通信事業者にテキストチャットで問い合わせることができます。英語が苦手ならGoogle翻訳からコピペして、チャットすれば大丈夫。
個人的な印象としては日本よりマレーシアの方がITを日常でうまく活用しているという感じ。
日本だと電子マネーにしてもQRコード決済にしても、お客を囲い込むために各社が争っていろんな種類のサービスを提供してる。利用者の利便性なんてそっちのけで逆にややこしくなっている。
少なくともマレーシアではこういう印象を持つことはなかった。本当の意味で利便性を向上させようとしている感じ、日本とは違ってね。
そんな感じー、ばいちゃー。