こんにちは、クマ殿(@kuma_dono)です。
マレーシアが日本人の移住先として人気?みたいで、けっこう渡っている人がいるみたいですね。
実はクマ殿もマレーシアの企業で働いていたことがあるので、コンドミニアムを借りて生活していました、2017年のことです。
住んでみないとわからないことだらけなのは想像がつくと思いますが、まずは家探しをしないことには始まらない。
日本でネット検索しただけでも情報はいろいろ見つかりますよね、私も渡航前には検索の鬼と化していました(笑)。
ということで、この記事ではマレーシアでコンドミニアムの賃貸契約をした時のことを記憶のある限り書きます。
マレーシアのコンドミニアム探し

コンドミニアムを探してから渡航まで
潔癖症の私がマレーシアに移り住むに当たって、まず一番気にかけたのが清潔さ。
もちろん安全性も大切ですよ。特に女性は安全性最優先だと思います。だけど清潔さも日本人の感覚から言えば捨て難いんじゃないかと思います。
虫とか出そうでしょ?出ますー。アリ、クモ、ゴキブリ。もうこれは避けて通れないのではないかと。
まあ、とりあえず現地でいきなり探すっていうことは避けたかったので、ネットで検索しまくったのを覚えています。
会社から近いところでいくつか候補を挙げ、家賃や利便性、警備員が24時間常駐か、いろんな条件で調べ上げました。
とは言っても現地にいるわけでもないので、やはり限度がありました。正直、女子が憧れるようなプール付きとかには興味はなく、清潔で安全だったらそれでよかったんですよ。
結局、条件にかなうところを2つに絞って、現地の不動産会社にメールで連絡を取りました。
プールに興味はなかったけど結果的にキレイなプール付きの物件が候補となりました。
どちらも家賃は1800RM(RM=リンギット)程度でFull Funiture(家具付き)、24時間警備員在中の比較的新しいコンドミニアムでした。
不動産会社のエージェントと連絡を取り合い、マレーシア到着の翌日に案内してもらうよう手配しました。
そしていよいよ渡航日。福岡から羽田空港国際線へ。そしてエアアジアの直行便でKLIA(クアラルンプール国際空港)へと空の旅。
マレーシアでは日本の不動産業者と違い、エージェントと目的の物件で直接待ち合わせし、部屋を見せてもらいます。
また不動産業者のサイトに掲載されている物件はダミーだったりすることもあるそうなので、実際に空き部屋があるか確認をした方がいいです。
現地到着、そして契約
羽田からクアラルンプールまで7時間ぐらいかかったと思います。うーん、腰が痛かった。
ついに降り立ったマレーシアという地。独特の匂いと多様な人種。
とりあえず通信手段を確保すべく空港内のMaxisのカウンターへ。無事に通信手段の確保に成功したので、不動産エージェントへ一報を入れました、マレーシア着いたよーって。
翌日、直接、物件で待ち合わせをし、中を案内してもらいました。エージェントは中華系の30代ぐらいの男性。とても好感の持てる方でした。
2つ見た物件のうち1つ目。写真とは大違いの室内。しかもエアコンがついておらず、その時点で候補から消えてしまいました。こういうことは珍しくないみたい。
↓こんなイメージ(実物ではありません)
そしてすぐ近くにある2つ目の物件へ。ここは24階建てのコンドミニアムでプールに加え、コンビニ、ジムなどもありました。
部屋もけっこうキレイで掃除をすればもっと快適になりそうだなっていうレベルのものでした。
寝室からはクアラルンプール中心部を望めるような高層階。
ペトロナスツインタワーも見えました。
その日のうちに契約して住み始めたかったので、ちょっと無理を言って契約から即入居へ。
物件室内で英語の契約書にサインし、2ヶ月分の家賃を保証金として現金払い。契約は1年毎の更新で、1年以内の契約解除だと保証金は戻ってこないというもの。
もちろん1年以上住む場合は退去時に保証金は戻ってくるという契約。
↓一度も泳がなかったプール
注意すること
国が違えばルールや治安も異なるように、マレーシアでも日本とは違って注意することもあります。
私が事前に現地の方から聞いたのは、まず一度見た部屋を再訪問するのはルール違反だということ。
なので比較したい時は写真を撮るように言われました。
また玄関には南京錠をかけておくということ。コンドミニアム内でも盗難が発生します。
物件にもよると思いますが、マレーシアでは玄関のドアの前にもう一つ鉄格子のようなドアがついていることが多いです。この鉄格子部分に南京錠をかけて安全性を高めるというもの。
無施錠の風呂の窓から泥棒が入ったりという事件も実際に起きています。
↓家具付きとはいえ電子レンジ(Panasonic製)はTESCOで買いました。
また5階建てなどの低層物件はオススメしません。侵入しやすい点と出稼ぎ労働者などが住んでいたりするため、やはり安全性という意味で不安があるからです。
やはり警備員が24時間常駐するコンドミニアムがオススメです。
クアラルンプールだと家賃も高くなりますが、その周辺都市だと1000RM代でじゅうぶん清潔で快適な部屋を見つけることができますよ。
ちなみに自宅近所を歩いていても、よく現地の人からMoney please.などと声をかけられます。そういう時はきっぱりNo.と言いましょう。
曖昧な態度をとったせいでお金を巻き上げられた人を知っています。
相手が凶器をちらつかせるようなヤバい時は相手を怒らせないような慎重な態度で。
命が一番大切です。
- 一度見た部屋の再訪問はNG、比較のため許可をもらって写真を撮っておく
- コンドミニアム内でもドアに南京錠をかけて常に防犯を意識する
- 低層住宅は安全性の面でできるだけ避ける
- 警備員が24時間常駐する物件を選ぶ
マレーシア移住前・直後に準備したこと

健康面について
マレーシアではまずデング熱に注意。
デング熱は蚊によって感染するので、外出時は虫除けスプレーをするのも効果的だと思います。
そしてA型肝炎対策。
マレーシアは日本ほど衛生環境が良くないため、食べ物などから感染する可能性があります。
あと忘れてはいけないのが歯科治療。

スマホについて
スマホはもちろんSimフリー端末です、ええ、これ以外考えらえれません。詳しくはこちらの記事を読んでみてください。

移動について
マレーシアではタクシー移動が多くなってくると思います。なぜならば便利で安いから。日本でもUberがサービスを提供しているところもありますよね。
私がマレーシアにいた頃は、UberもGrabもあったのですが今はUberはなくなったみたいです。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。

- 渡航前にはできる限りの情報は集めておく(なんだかんだで基本)
- 防犯に対しては細心の注意をはらう
- お金をたかってくる現地の人に対してはきっぱりと断る(日本人は狙われやすい)
- デング熱対策として虫刺されに注意する
- 渡航前にじゅうぶんに体のケアをしておく(予防接種、歯科治療など)
備えあれば憂なしですよ、ほんと。マレーシアにも日系のお店はたくさんあって、困った時はいつでも日本製品を入手することができます。
だけど外国であることに変わりはないので、ぜひ防犯意識を高く持って家選びも普段の生活も送ってもらえたら、マレーシアもより一層楽しめると思います。
そんな感じー、ばいちゃー。

