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【Vengeance】Avengerの使い方⑩(ピッチモジュール)

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前回に引き続きAvengerについての解説を続けていきます。

この記事ではAvengerのPitch Module、Modulation Envelope、Mixer等について解説します。

Avengerの使い方⑩

ピッチモジュール(Pitch Module)

赤枠からPitch Moduleを選択。

緑枠をクリックしてPitch Moduleを最大8つまで追加できます。

水色枠からは、Presetの読み込みなど。

黄色枠にはPitch Envelopeが表示されます。

赤矢印のようにライン上をダブルクリックすると、ポイントを追加できます。

また、緑矢印のようにラインをドラッグして曲線にすることも可能。

右クリックすると水色枠のようなメニューが表示。

Delete PointPointを削除
Flip EnvelopeEnvelopeを上下反転
ReverseEnvelopeを左右反転
Reset EnvelopeEnvelopeを初期状態に戻します

 

赤枠はPitch EnvelopeのOn、Off。

緑枠からはモードを選択します。

水色枠ではEnvelopeの再生速度を決定。

黄色枠からはDAWのテンポに同期するモードを選択します。

赤枠は左から、Envelopeのピッチの範囲を決めるRANGE、Envelope再生のスムーズさを調整するSTEPS、Envelopeを徐々に上下反転させていくFLIP、そしてEnvelopeのピッチ範囲を設定するKEYTRACK。

このKEYTRUCKノブの標準値は100で、0にするとピッチ変化ができなくなります。

緑枠ではピッチベンドの範囲を設定。画像の状態では上下2半音ずつということになります。

水色枠のノブでピッチベンドにラグを与え、ピッチベンドを滑らかさにします。

黄色枠ではPitch ModuleにルーティングされているOscのポルタメントに関するモードを選択。

OFFポルタメントをOffにします
LEGATO音がモノとなってグライドします
POLY音がポリでグライドします
POLY LEGATO和音はグライドしないが、その後、追加されたノートはグライドする

ピンク枠では、ポルタメントがアクティブになる音を設定し、ここで設定した音より低いものはグライドされません。この機能を使用できないモードもあります。

オレンジ枠のノブは、ポルタメントの長さを設定するTIME、グライドを直線的なものから曲線的(対数的)に変化させるCURVE。

モジュレーションエンベロープ(Modulation Envelope)

赤枠からMOD ENVを選択します。

緑枠でModulation Envelopeを最大8つまで追加可能。

水色枠からはPresetの読み込みなどを行います。

黄色矢印のようにライン上をダブルクリックするとポイントを追加可能。

ピンク矢印のようにポイント間のライン部分をドラッグして曲線にすることができます。

オレンジ枠は、このModulation EnvelopeのOn、Off。

赤枠からはモードを選択。

緑枠ではEnvelopeの再生速度を決定します。

水色枠からはDAWのテンポに同期するモードを選択。

黄色枠からはトリガーモードを選択します。

First MIDI Note一番最初のノートによってEnvelopeがトリガーされる
Last MIDI Note最新(一番最後)のノートによってEnvelopeがトリガーされる、つまりノートが入力されるたびにトリガーされることになる
ArpeggiatorsAvengerのArpeggiatorが演奏するノートによってトリガーされる
Drum SQAvengerのDrumシーケンサーによってトリガーされる
OSC(All OSCs)全ての入力ノートにおいてEnvelopeが独立して動作する、ポリフォニックになる
OSC(OSC1-8)選択したOSCが鳴るたびにEnvelopeがトリガーされる、モノフォニックとなる
DrumsDrum内のDrumスロットから1つ選択し、それをトリガーに使用する

ピンク枠の値を調整すると、中央線(0ライン)を追加することができ、バイポーラ(上下2極)として機能させることができます。

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ミキサー(Mixer)

赤枠でどのミキサー画面を表示するか選択。

緑枠には選択しているタイプ(画像ではGENERAL)の各トラックが表示。

水色枠には全Osc、全ドラム、そしてMasterのトラックが表示されています。

キーゾーン(KeyZone)

赤枠でキーゾーン(再生される範囲)を設定。

左右のハンドルをドラッグすると範囲を変更できます。

緑枠からはキーゾーンのフェードイン・アウトを設定。

水色枠をドラッグして、ベロシティゾーンの開始、終わり、フェードイン・アウトの位置をそれぞれ設定します。

システム(System)


赤枠をクリックして、各項目を設定します。

スキン変更もここから。

今回はここまで。

次回もこの続きでFX Sectionの解説に入っていきます。

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