前回に引き続きReveal SoundからリリースされているSpireについて解説していきます。
この記事では、SpireのModulator(Envelope, LFOなど)について解説していきます。
Spireの使い方③(Modulator前編)
緑枠からはチューニングファイルの読み込みなどによってチューニングを行います。
水色枠からはSpire全体のトランスポーズを設定。
黄色枠はピッチベンドとモジュレーションホイールです。
赤枠をクリックしてOnにすると、Glideの変化が対数曲線に沿って変化します。
Offだと線形(直線的)変化します。
緑枠のノブでピッチの到達点までの変化時間を調整。
水色枠からはピッチベンドの範囲を設定します。
黄色枠をクリックして有効にすると、ピッチが±3セントの範囲で揺らぎます。
StepperやArpeggiatorもここから選択します。
緑枠は設定のコピペを行うためのもの。
LFO1の設定をLFO2にコピーするような際に使用します。
水色枠からはモジュレーションソース・ターゲットのルーティング画面を開きます。
赤枠をクリックすると、モジュレーションマトリックス画面が表示されます。
ここでモジュレーションソース・ターゲットのルーティングを行います。
緑枠をクリックするとページの切り替えが可能。
1ページあたり3つのスロットがあり、合計15スロット分のルーティングが可能。
水色枠からモジュレーションソースを選択します。
1スロットあたり最大で2つまで設定可能。
黄色枠からはモジュレーションターゲットを設定します。
ピンク枠では各ターゲットのモジュレーション量を設定。
中心から右が正、左が負の値になります。
赤枠をクリックしてEnvelope(今回はEnvelope1)の設定画面を表示します。
緑枠のスライダーでAttack、Decay、Releaseの時間をそれぞれ設定。
susでSustain開始時のLevel、sllで終了時のレベルを設定します。
sltではSustainステージの持続時間を設定。
緑矢印をクリックすると、それぞれのラインを別のタイプに変更できます。
水色枠では水色矢印部分で設定したものに対するベロシティ調整を行います。
amtノブでEnvelopeの強さ、velノブでベロシティ感度を調整という感じ。
緑枠でLFOの速さ(周波数)を設定。
水色枠をクリックしてOnにすると、LFOの速さをDAWに同期できます。
黄色枠ではSYNCがOnの時に同期させるための基準となる音符を選択。
ピンク枠ではLFOを開始する位相位置を設定。
ディスプレイのオレンジ線が開始位置です。
オレンジ枠ではLFOの波形を選択。
緑枠でLFOの振幅を設定。
水色枠をクリックしてOnにすると、LFOがモノフォニックになります。
黄色枠のスライダーで波形の形状を変更可能。
黄色矢印部分のディスプレイを上下にドラッグすることで、波形のフェードインも設定できます。
ピンク枠ではEnvelopeでも解説したようにベロシティ調整を行います。
次回はStepper、Arpeggiatorについて解説していきます。