今回からXfer RecordsからリリースされているSerumについて解説していきます。
この記事では詳しい解説に入る前にSerumの基本的な機能について解説していきます。
Serumの使い方①(基本的な機能)
選択した設定画面は緑枠に表示されます。
水色枠からはPresetの保存やロードが可能。
黄色枠には現在読み込んでいるPresetの情報・作者名が表示されていますが、それぞれダブルクリックして好きな内容に書き換えることができます。
緑枠にはPresetが表示されていて、ここから選択してロード可能。
水色枠の各項目をクリックすると、それぞれの項目でソート(並び替え)ができます。
黄色枠の星マークをクリックして、お気に入り度を設定可能。
ピンク枠はPresetの検索窓。
オレンジ枠に表示されている各ワードをクリックして、Presetをフィルタリングして表示できます。
緑枠はマスターボリュームノブとレベルメーター。
緑枠は左がピッチベンド、右がモジュレーションホイール。
水色枠のPORTAノブでポルタメント(ノートから別のノートへのグライド)に要する時間を設定します。
CURVEではポルタメントのグライド特性を設定。
画像のように右肩上がりの直線では一定の速度でグライドしますが、このカーブを凸型、凹型にするとグライドも変化します。
黄色枠のALWAYSをOnにすると、現在、ノートが演奏されていない状態でも新たにノートが演奏されればポルタメントが機能します。
Offにすると、2つ目のノートでポルタメントを機能させるためには1つ目のノートを保持する必要があります。
またSCALEDをOnにすると、1つ目のノートと2つ目のノートとの音程差によってポルタメントのグライド時間が変化します。
1オクターブより大 | PORTAノブの値より大きい値が使用される |
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音程差が1オクターブ | PORTAノブの値が使用される |
1オクターブより小 | PORTAノブの値より小さい値が使用される |
次回から各機能について解説していきます。